国立新美術館にて
『ルーブル美術館展』 と 『マグリット展』を見てきました。
『マグリット展』は 入った瞬間に 鮮やかな色彩が広がって楽しいというか、目が喜びます。
それなのに、絵自体は 「ん? 変 どゆこと?? 」 と見てるものを謎の世界に惹き込みます。
ルネ・マグリット (1898ー1967 ベルギー)
シュルレアリスムの画家
ハガキたくさん買いました。
『ルーブル美術館展』は、
フェルメールの『 天文学者』 クエンティン・マセイス 『両替商とその妻』 等、ルーブル美術館から 80点あまりの風俗画の名画を展示してありました。
マグリット展のあとに、ルーブル展に入ったので、妙に暗く感じるのですが、
「見せたいところだけ照明を当てます〜」的な 光の描き方が 素晴らしい。
女性の肌の白さとか、窓からの柔らかい光をあびる地球儀と学者の手とか
蚤をとる少年の悲しさとかが 強調されます。
16世紀から19世紀のヨーロッパの生活感溢れる絵が多いのですが、
中には「それやっちゃっていいんですの? クリスチャンなのに??」
とツッコミ入れたくなるような、
ヨーロピアン達の ”本音と建前”が感じられて 面白かったです。
美術館内に入り込む光がまた美しい。
国立新美術館 (六本木) 2007年
設計: 黒川紀章
by chisa714piano | 2015-05-08 00:05 | 旅行